植物図鑑 草牡丹(クサボタン) 京都府レッドリストカテゴリー「準絶滅危惧種」 葉が牡丹に似ることからこの名がついた。つる性が多いセンニンソウ属の仲間であるが、茎は直立し、高さは1mになる。花期は8-9月。茎の先端や葉腋から集散状の花序を出し、淡紫色の花を多数つけ、しばしば円錐状になる。冬には大部分が枯れるが、茎の基部が木質化するため、茎の下部は残る。 レッドデータブックとは 絶滅のおそれのある野生生物の現状を取りまとめた資料集で、野生生物の保護に取り組むための大切な資料となるものです。 京都府では、絶滅のおそれのある野生生物だけでなく、保護を要する地形・地質や自然現象、学術上重要な自然生態系なども対象にして「京都府レッドデータブック」を発刊しています。 また、府内の生物多様性をとりまく状況が大きく変化したことから、現在、京都府レッドデータブックの見直し作業がなされており、調査が終了したものについては、順次公開が予定されています。(2022年2月現在) 京都府レッドデータブック2015 京都府レッドリストカテゴリー 区分基本的概念 絶滅種京都府内ではすでに絶滅したと考えられる種 絶滅寸前種京都府内において絶滅の危機に瀕している種 絶滅危惧種京都府内において絶滅の危機が増大している種 準絶滅危惧種京都府内において存続基盤が脆弱な種 要注目種京都府内の生息・生育状況について、今後の動向を注目すべき種および情報が不足している種