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生き物図鑑

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浅葱斑(アサギマダラ)

画像提供:丹後半島エコミュージアムサービス

チョウ目タテハチョウ科マダラチョウ亜科に分類されるチョウの1種。前羽が4-6センチほどの大きさで、羽を広げると10センチ前後。見る角度や光の具合によって翅の白っぽい部分が「浅葱色」(わずかに緑色がかかったうすい青色)に見えるためこの名前がつけられた。
アサギマダラは、春から初夏にかけて沖縄や九州の島々から北上し、夏を本州の高原などで過ごしたのち、秋には新しい世代が南を目指すといわれ、その移動距離は数千kmにおよぶ。 渡りをすることが判明したのは1980年頃のことで、その理由や能力の秘密については謎が多く、現在も調査が行われている。