植物図鑑 栃ノ木(トチノキ) 画像提供:丹後半島エコミュージアムサービス 北海道西南部から九州中北部までの山地に見られる落葉高木。晩夏から初秋にできる実にはデンプン質が豊富で、縄文時代から食用として利用され、江戸の飢饉や戦後の食糧難には庶民の貴重な栄養源となった。名前はアイヌ語由来説の他、実が多く成るの意「十千(トチ)」からという説がある。